米国VIブル2倍ETFの建玉併合
以前の記事(米国VIブル2倍ETFの魅力)で紹介した、VIX指数の日々の値動きの2倍に連動する「米国VIブル2倍ETF」をCFD取引できるGMOクリック証券から「建玉の併合」のお知らせがありました。
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【GMOクリック証券】CFD取引
[コーポレートアクション]建玉の調整について
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お客様の保有されているCFD銘柄のうち、コーポレートアクションのため、数量および価格の調整があった銘柄がございます。
コーポレートアクションの適用日の取引終了後に数量および価格を調整しておりますのでご確認ください。
CFD銘柄名 :米国VIブル2倍ETF
コーポレートアクション :併合
以前の記事でも下記ましたが、米国VIブル2倍ETFはその性質上、長期的には値下がりする銘柄なので、どんどん下がります。
ある程度まで下がると「底」が見えてくるので、それを防ぐために「併合」が行われます。「併合」とは、何株かを併せて1株にまとめることを言います。
GMOクリック証券のアナウンスでは、2017年7月14日に4:1の併合が行われることになっています。つまり4つの建玉を1つにまとめるということです。
併合前後のポジション変化(私の建玉を例に)
下記は7月14日朝8時の時点での売りポジションです。建玉数量:100、平均建値:9.64になっています。
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上記ポジションで7/14の営業終了まで持ち越した後のポジションは下記のようになりました。
建玉数量:25(=100÷4)、平均建玉:38.56(=9.64×4)になっていますので、建玉数量が1/4、建値の平均が4倍になっていることが分かります。
(クリックで画像拡大)
建玉の数量と価格の変化の関係から併合の前後では損益に変更はありません。
システム上は、旧価格のポジションを強制決済して、新価格で新たにポジションを建てているようですね。
(クリックで画像拡大)
米国VIブル2倍ETFのCFDで毎日どのくらい儲かる計算になるのか
2017年7月14日の1日のポジション変化を見ていただくと、含み益が約3600円(約33ドル)増加しています。
新価格に換算して、1日で132pips値下がりしており、1pips=0.01ドルなので、25枚のポジションで33ドルの利益ということになります
では、平均してどのくらいのpipsが稼げるのでしょうか?
約半年前の2017年1月17日の価格と比較してみましょう。下記のチャートはこの半年の値動きになりますが、この半年で、124から34と約9000pipsの下落です。
半年を180日として、ざっくり計算すると、9000pips÷180日=50pips/日となり、平均して1日あたり50pipsも値下がりしており、なかなか魅力的な銘柄だと思います。
平均して常に下がっていますので、早く始めるほど利益獲得の機会があるということですね。
米国VIブル2倍ETFのCFDを取引できる証券会社は?
「米国VIブル2倍ETFをCFD」で取引できる証券会社は、国内では、GMOクリック証券だけです。
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基本情報
ETF銘柄名称 | プロシェアーズ・ウルトラVIX短期先物ETF |
ティッカーコード | UVXY |
種類 | バラエティCFD |
値動き | 2倍 |
レバレッジ | 5倍 |
取引単位 | 1倍 |
取引時間 | 22:30~翌5:00 |
必要証拠金 | 770円 |
金利調整額(1日あたり) | 売り:-0.19円/買い:-0.44円 |
権利調整額 | あり |
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