【CFD】20年で資産が40倍になるくりっく株365のFTSE100

FXで資産運用
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ダイヤモンド社のザイFX!でも紹介されていますが、今人気のくりっく株365についての話題です。

FTSE100とは?

FTSE100はロンドン証券取引所に上場されている株式のうち、時価総額の大きい100社を対象に構成されたイギリスの代表的な株価指数です。

フィナンシャル・タイムズ社とロンドン証券取引所の合弁会社である、FTSEが公表することからので、この名前が付けられています。

ヨーロッパにおいても、ドイツのDAXや、フランスのCAC40と並んで、注目度の高い株価指数になります。

そんなイギリスに投資して、配当を複利運用したら将来の配当はどのくらいになるのでしょうか?

イギリスはやばくないのか

2016年6月23日の国民投票でEUからの離脱を決めたイギリスですが、2017年現在でも、変わらず2%以上の経済成長率を続けいており、ムーディーズの格付けもAa1ですので、むしろ格付けA1の日本よりも信用度が高い国なのです。

どうしてFTSE100なのか

FTSE100を構成する100社は、全世界に展開している企業が多いため、イギリス企業というより世界で活躍する一流企業に分散投資をしているのと同じような効果が得られます。

もちろん株価指数への投資は、個別株への投資のような倒産リスクまで考える必要はありません。

FTSE100の構成銘柄

FTSE100の構成銘柄は、例えば下記のようなものがあります。日本でもおなじみですよね。

・グラクソ・スミスクライン(製薬会社)
風邪薬「コンタック」、歯磨き粉「アクアフレッシュ」等

・ロールスロイス(製造業)
高級車以外に、航空用エンジンで世界2位

・バーバリー(ファッションブランド)
トレンチコートが有名な世界的な服飾ブランド

・ユニリーバ(一般消費財メーカー)
紅茶「リプトン」、シャンプー「LUX」、石鹸「Dove」等

投資する金融商品は?

FTSE100への投資方法はたくさんありますが、長期資産運用にはくりっく株365(取引所CFD)が向いています。

くりっく株365には下記の特徴があります。

  • 配当金相当額がもらえる
  • 為替リスクがない
  • レバレッジをかけられる
  • 1,000万円を上限に投資者保護の対象

くりっく株365は日本円での取引で、為替リスクを考慮する必要がない、殺人通貨と呼ばれ値動きの激しいポンドとの為替レートは気にしなくて済みます。

安全な運用

過去最安値まで下落しても大丈夫な運用

FTSE100の過去最安値は、2011年8月の4784になります。

過去最高値は2017年6月の7598ですので、その差は

7598 – 4784 = 2814 pips

ここまでの下落に耐えられるように考えると、1枚あたり約28万円の含み損に耐えられる必要があります。証拠金が1枚約2万円ですので、口座に約30万円で1枚のロングポジションが持てる計算です。

過去最大の下げ幅まで耐えられる運用

2015年の4月に7132に到達して、10ヶ月後の2016年2月に5499まで下落しました。

7132 – 5499 = 1633 pips

この下落に耐えられるためには含み損(約16万円)+証拠金(約2万円)=18万円なので、約18万円で1枚持てば良いことになります。

複利運用シミュレーション

2017年7月7日のFTSE100の株価は7370円で、年間配当は27,947円ですので、上記の「過去最大の下げ幅まで耐えられる運用」、つまり18万円で1枚ずつ買い増すやり方で、運用していくとどのように残高が増えていくかシミュレーションしてみました。

18万円スタート、積立を行わない場合

18万円の原資をそのまま運用するパターンです。

最初は増加のペースが緩やかですが、10年で1.7倍、その後一気に加速して、15年で5倍、20年で約10倍に資産が増加します。

年数 口座残高 年間積立額 枚数 年間配当額 年間利回り
1 180,000 0 1 27,947
2 207,947 0 1 27,947 15.5%
3 235,894 0 1 27,947 15.5%
4 263,841 0 1 27,947 15.5%
5 291,788 0 1 27,947 15.5%
6 319,735 0 1 27,947 15.5%
7 347,682 0 1 27,947 15.5%
8 375,629 0 2 55,894 15.5%
9 431,523 0 2 55,894 17.5%
10 487,417 0 2 55,894 19.0%
11 543,311 0 3 83,841 20.2%
12 627,152 0 3 83,841 22.6%
13 710,993 0 3 83,841 24.6%
14 794,834 0 4 111,788 26.3%
15 906,622 0 5 139,735 28.8%
16 1,046,357 0 5 139,735 32.1%
17 1,186,092 0 6 167,682 34.9%
18 1,353,774 0 7 195,629 38.4%
19 1,549,403 0 8 223,576 42.3%
20 1,772,979 0 9 251,523 46.6%

18万円スタート、月5000円相当の積立を併用行った場合

さらに積立を併用するとその破壊力はすさまじいものになります。

年間6万円(月々5000円相当)を元本に組み込んでいった結果が次の通りです。

過去最大の下げ幅まで耐えられる比較的安全な運用であるにもかかわらず、10年で8倍、15年で18倍、20年で40倍になります。

年数 口座残高 年間積立額 枚数 年間配当額 年間利回り
1 180,000 0 1 27,947
2 267,947 60,000 1 27,947 48.9%
3 355,894 60,000 1 27,947 48.9%
4 443,841 60,000 2 55,894 48.9%
5 559,735 60,000 3 83,841 52.7%
6 703,576 60,000 3 83,841 58.2%
7 847,417 60,000 4 111,788 61.8%
8 1,019,205 60,000 5 139,735 66.6%
9 1,218,940 60,000 6 167,682 72.1%
10 1,446,622 60,000 8 223,576 78.2%
11 1,730,198 60,000 9 251,523 86.1%
12 2,041,721 60,000 11 307,417 94.0%
13 2,409,138 60,000 13 363,311 103.2%
14 2,832,449 60,000 15 419,205 113.4%
15 3,311,654 60,000 18 503,046 124.3%
16 3,874,700 60,000 21 586,887 136.8%
17 4,521,587 60,000 25 698,675 150.7%
18 5,280,262 60,000 29 810,463 166.7%
19 6,150,725 60,000 34 950,198 184.3%
20 7,160,923 60,000 39 1,089,933 204.1%

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実際には指数の変動があるので、増減はありますが、イメージは掴めていただけましたでしょうか?

先進国であるイギリスの株価指数なので、順調な経済活動に従って上昇が期待できますので、短期的な上げ下げはあるものの、長期的に見ると実際には上記シミュレーション以上のリターンが期待できるのでは無いかと考えています。

さらにマネースクウェアジャパンでは、株価指数CFDでトラリピができますので、利益幅を大きく取って長期保有を狙うことで、配当金を狙いつつ差益も狙う戦略を取ることも可能です。

今なら、最大10000万円のギフト券がもらえるキャンペーンがあるそうです!

詳しくは、マネースクウェア・ジャパンの公式サイトをチェックしてみて下さい。

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