トラリピは、本家であるマネースクエア・ジャパンが特許を持っている発注方法ですが、他にも似たようなリピート系の発注ができるFX業者があります。
ここではリピート系発注機能を提供している主だった業者について紹介します。
マネースクウェア・ジャパン「トラップリピートイフダン®」
リピート系発注機能の元祖FX業者です。トラリピ(トラップリピートイフダン)は特許を取得しています。
想定レンジと設定するイフダン注文の本数、1つの取引数量、利益幅、(損切りレート)を簡単に設定できます。
マネースクウェア・ジャパンのメリットは
- セミナーやホームページが極めて充実している
- リピート系発注機能を提供しているFX業者のなかでは、最も使いやすく初心者向け
- FXだけでなく、CFDについてもトラリピが可能
デメリットは
- 他社に比べて手数料が高くスプレッドが広いので取引コストが高い
- 普通のFX取引業者に慣れていると用語が異なるため、中級者以上にはわかりにくい
ことが挙げられます。
メリット・デメリットありますが、FX以外の投資商品で資産形成を行ってきた方が、FXのリスクを回避しながらゆったり資産形成を行っていただきたいというコンセプトを感じます。
株価指数もトラリピ可能
さらに、マネースクウェア・ジャパンでは、株価指数のトラリピも可能です!
詳細は以下の記事が参考になります。
マネーパートナーズ「連続予約注文」
マネーパートナーズの「連続予約注文」は、あらかじめ、新規売買価格と決済価格指定する注文を、最大20件まで一度にセットできます。
ひとつめの注文が完了(新規→決済)したら、ふたつめの注文が有効になりあす。
1回分の証拠金で20回までリピート可能です。
マネーパートナーズのメリットは
- スプレッドが狭い(米ドル円のスプレッドは0.3銭)
- 100通貨から取引可能
- 取扱い通貨ペア数が多い(16種類)
デメリットは、
- 新規注文は指値のみ、逆指値は不可
- リピートは20回までに制限される
になります。逆指値が出来ないのはつらいですが、取引コストがの圧倒的安さは魅力的です。
インヴァスト証券「トライオートFX」
インヴァスト証券の「トライオートFX」はリピート系発注機能も使えるスペックの高いトレード口座です。
マネーパートナーズと同様、米ドル円のスプレッドは0.3銭原則固定。
リピート系発注機能を組み合わせた「仕掛け」と呼ばれる自動売買プログラムを選択して運用もできます。
外為オンライン「iサイクル注文」
外為オンラインの「iサイクル注文」は細かい注文の設定ができないので、他のリピート系発注機能に比べると自由度が低いです。
初めてリピート系発注機能を試すのであれば、他社のツールを試したほうが良いでしょう。
FXブロードネット「トラッキングトレード」
FXブロードネットは、外為オンラインの「iサイクル注文」のライセンス供与を受けており、仕様は「iサイクル注文」と同じです。
米ドル円のスプレッドが0.3銭原則固定なので、米ドル円メインでトレードしている人はFXブロードネットがおすすめです。
アイネットFX「ループ・イフダン」、ライブスター証券「iサイクル注文」も、FXブロードネット「トラッキングトレード」同様、外為オンラインのライセンスを受けており、仕様は「iサイクル注文」と同じです。
YJFX!「リピートトレール注文」
YJFX!の「リピートトレール注文」は他社のリピート系発注機能とはちょっと違います。
他は買いだったら買い、売りだったら売りと一方向に複数の注文を設定しますが、リピートトレール注文はドテンします。
買いポジションを利食いしたらそのまま売りの新規ポジションを持つ。売りポジションを利食いしたらドテンして再び買いポジションという感じです。
他社のリピート系発注機能とは異なり、バックテストによると余り儲からないという評判も聞きます。
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